2012/06/28

歩く黒歴史。

こんにちは。歩く黒歴史です。
まぁ色々と言いたいことはあるのですが、とりあえず聞いてくれ。


まず、1点目。


ゆずたそ流GD必勝法という記事を少し前に書いたんですけど、あれはダメだ。致命的な欠陥があることを思い知らされました。(そもそも上から目線すぎて失礼。他の人間に勝手に自分を規定されたらむかつくよね。)

その必勝法では、基本的に「解決すべき課題は何か」「チームメンバーがどうしたら満足するか」の2点を観察して「どういう段取りで進めるか」を考え、ファシリテーターとして振る舞うのがポイントでした。

ところがこのやり方には2点の前提がありまして

・制限時間が30分以上であること
・議論に使う紙やマーカーが用意されていること

ここ!
この状況が前提であることを意識できていなかった。

そして、仮に制限時間が5分とか10分だった場合は、あるいは口頭での議論だった場合は、はっきり言ってこのやり方では良くないっすよね。チームを思い通りに動かすのに、5-10分で相手の性質を掴むっていうのはちょっと難しい。一流のセールスマンならできるのかな。

で、相手の特徴を利用できないってことは、議題そのものに対する論理だけで戦うしかないわけですよ。ここで問題があって、私は普段「紙に構造・流れを書き出す」ことで論理を示すんですよ。前提が相手と共有できていれば口頭でも大丈夫なケースが多いけど、紙がベスト。その方がお互いに分かりやすいしね。

でも紙なかったらダメじゃん。自分の得意なスタイルに慣れすぎた結果、前提条件が崩されると「頭では分かっているのにそれを上手く伝えられない」みたいな状況になる。段取りを示せない論理なんて、ルーの入っていないカレーライスと同じですよ。それライスじゃん!みたいな感じ。

(ここで譲歩っ!)

確かにさ、自分の得意なスタイルに持ち込むってのは大事なことだと思う。例えば、普段から大きめの紙とマジックペンを持ち歩いておくとか。そういうスタイルで戦うことが許されない舞台だとしたら、そのステージは自分に向いていないことの証拠なのでしょう。ならば、そのステージでの戦いが得意な人にパスするのもアリだと思う。そのための社会ですしね。色々な人が社会を構成してるのだから、比較優位を活用してあげればいいんですよ。

(からの反論っ!)

でもさ、その考え方には2つ問題があるんですよ。1つ目は20代前半で得意なスタイルを固定するという判断はリスク大きいよねってこと。2つ目はそもそもグループディスカッションという枠を超えて、自分の中で「30分以上の猶予がある戦い方」をしているんじゃないかってこと。

「時間を費やすこと」と「成果物の質が上がること」にはかなり強い相関があると、私は考えています。経験則的に。だから、30分以上の時間を掛けて行動すること、を意識して何らかの準備・段取りを行うことは大事だと思っています。ここまではいい。

「じゃあお前、いまから10分で、一体どんな価値を生み出すの?」

って自問自答したときに、24時間365日いつでも10秒以内に回答できるかって考えると、できない気がする。そこまで極端な問いではなくてもさ、今から10分で、目の前の何かに対して本気になれるか、結果を出せるか、って意識することはすごく重要だ。飲み会で場を盛り上げるでも、授業の課題をやるでも何でも同じだと思います。

つまり、限られた短い時間を最大限活かすつもりで生きているのかってこと。具体的には「今から10分で何かを得る、何かを生み出す」ことができるのかってこと。

少々極端な話をしているけどね。でも私は、死ぬまでに知りたいことは山ほどあるし(色々知るほどなぜか知りたいことが増えていく謎)、死ぬまでにやりたいことも山ほどあるし(色々知ったらそりゃやりたくもなりますわ)、とにかくね、墓場までの特急列車を楽しむには、体感時間を圧縮するしかないと思うんです。限られた時間を充実させるしかないと思うんです。



そして2点目。


あー、なんというかですね、twitter辞めようかなー、的な。順を追って話す。同世代の人々の話と、SNS(コミュニケーション)的な話がミックスした感じで行きます。


同世代の話。同い年で、スタンフォードの会員をやってるやつとか、数千万円稼いで家族の借金を返したやつとか、世界銀行や国連主催の企画でモデレーター・プレゼンテーターをやってるやつとか、まぁ頑張ってる人たちがいるわけですよ。そういう人と話してて「やっぱこいつ面白い」「一緒にいたい」って思うんだよね。でも同じくらい「負けたくないな」って、やっぱり思うんだよね。勝ち負けじゃないんだけどさ。

んでも、そういう人たちを見ていて気付いたんだけど、あんまりSNSとかblogとかやってなかったりするんですよ。リア充すぎるというか、インターネットがなくても繋がれるからなんだろうな。


じゃあお前どうなの?って自問自答したときに、うむむ…となってしまうのです。大学入学〜2年目(今から2〜3年前)くらいのときは学生向けイベントとかやってたけれど、もっとピンポイントに社会を狙うべきだなと考えてからはそこまでSNSにこだわる必要もなくなった気がするのです。

仮にSNSを利用した戦略を打つのであれば、既存のユーザーや新しく作るアカウントで十分戦えるくらいの、そういう策を打てる頭脳でなきゃ意味がない。くらいの気持ちで自分を高めないとダメなんじゃないかと。

それでもSNSとかblogとかで、誰かに言葉が届いてくれたら嬉しいな、なんて思ったりもしたが、このブログのアクセスの半分以上は検索エンジンから来ているし、おかげさまでフォロワーも200人くらい減ったし、改めて読み返すと「なんかワクワクしないんだよなー」とか「言葉がせこい」とか自分で思ってしまったり。


なんていうのかな。斜に構えることは悪くないけど、それだけだとつまらなくねーっすか、って話。なんかさ、もういいじゃん。言葉で伝えるからこそ大事なことがあるのと同じくらい、言葉で伝えてはいけないものもあるんだよ、きっと。言葉でどうこう言う段階はとっくに終わってると自分では思っているので。

例えばさ、自分の家でファイナンスの勉強して、たまに思ったことをツイートするよりもさ、ひたすら毎日の経済指標をブログに記録して、とことん時間を金融学習に投入するみたいな。そういうポートフォリオを組む方がいいんじゃないかな。もっとのめり込むべきだと思うんですよ。


SNSは、気になるわ。でもこれダメだよ。「尊敬する人とも気軽に繋がれる」って言っても、SNSを使わなきゃその人と気軽に繋がれないようじゃ、その時点でダメ。本当になんでこんな糞野郎と繋がってくれているのか分からない素敵な方ばかりで申し訳ない気分。そんなものがなくても、メールひとつあれば、一緒に挑戦していけるような、そういうコミュニケーションを意識した方がいいんじゃないかと。

出会うべき人とはいつか出会うって、普通に考えれば当たり前だよな。同じところを目指しているのなら、多少のルートは違っても途中で会うに決まってるんですよ。ってのが次の話の前振りね。



んでもって3点目


国連会議でも世銀でも話が挙がったのですが「経済システムちょっとこれ変えたいよね」っていうトピック。あまり規模が大きいとイメージしにくいと思うのですが、例えばGDPだけじゃなくて地球環境も組み込んだようなモデルをなんとか作れないかなってこと。

で、実際そういうモデルは色々と議論されてはいますよね。そこでですね、お世話になっているNGOには大量の資料があるということで、1つばかし自分でもモデルを作ってみたいなーなんて思ったんですよ。ちょうど今はリオ+20という国際環境会議が熱い時期ですが、そういうところで取り上げられたばかりの考え方を利用して、「自分で推計したらこんな感じになりましたー」みたいな論文を書くのはアリだと思うんです。

そこで問題がありまして。現時点で私の足りない知識を総動員して考えられるのはDSGE(動学的確率的一般均衡 Dynamic Stochastic General Equilibrium)モデルを習得する必要があるな、と。でもこれを学ぶための前段階でちょっと身につけなければいけない知識がいくつかあるんですよ。

で、ですね。大学に入ってからの私の勉強はかなり偏っていたのです。例えば、ミクロ経済学を使って社会問題を分析するモデル構築技術はあるけど、理論の証明がきちんとできないとか。受験生みたいに体系立ててオールオッケーみたいな勉強はしてないなーと。だから知識習得がちょっと大変なんですよね。何と言うか、自分の器を広げる機会を自ら放棄してきた報いが来ているなぁと。


これさ、さっきの10分集中の話の逆バージョンですよね。つまり、30分以上の段取りとか戦略をきちんとできていないってこと。本当はもっと広げて挑戦すべきだったのに、要領良くやろうとしてピンポイントでしか狙っていない。それを極めているならまだいいよ。その特定の分野の知識だけで論文がこれに載りました、その研究で実際にこういう問題を解決しました、みたいなさ。いや、できてねーじゃん、っていう感じ。

もっとさ、対象と向き合うことを大切にしたいというか、さっき挙げたようなスタンフォードな人々はさ、そういう部分が出来ていて、悔しいけれどそれが自分にできていない部分だと思うのですよ。信念とか熱意と言い換えるのが一般的かもしれない。彼らと同じ舞台で戦うためには、下手なこだわりとかSNSやって当たり前みたいな習慣とか、そういうものを捨ててでも目の前のことに全力投球する必要があるんじゃないかと。

何が言いたいかというと、投資です。時間とか体力とか精神とかお金とか。挑戦するものに対する投資を妥協するなってこと。マッキンゼーの人から「色んなことを知りたいという好奇心で動いている」「クライアントや事業を知ることが好き」という話を伺って、なるほどと思ったのですが、そういうことだと思うんです。惚れ込んで貢げって感じで投資すればいいと思うんです。



結論


ここしばらく無難な感じで振る舞ってきたつもりかもしれないが、それはそれでちょっと黒歴史ですわ。さらに感情・自戒まみれで誰得か分からないこのエントリーなんてもっと黒歴史になるはず。liverdoor blogやmixi日記がこんな感じだったのですけどね。

んで、これまでのエッセンスをまとめると、恐ろしいほど当たり前な結論が導出できる。

・10分で成果を出す習慣を付ける
・挑戦対象への投資を妥協しない

つまり

・時間あたりの密度を上げる
・絶対的な時間を増やす

こんだけ。いやー、あれだ。論理で組むべきところの論理が甘くて、論理で組むべきでないところを論理立てることに気を使っている状態だと思う。これ明らかに資源配分を間違っていますねー。

歩く黒歴史って、少しでも前に進んでるなら十分だろ。もうさ、余計なことなんて忘れた方がマシですよ。というわけで、楽しいと思ったこととか、頑張りたいと思ったことをひたすらやるし、そのためにポートフォリオを組み直そうと思うのです。


よし!どんどん黒歴史で行こう!
10分単位で黒歴史を製造してtry&errorで行こう!
スピード上げて、サイクル速度上げよう!

というわけで、少し行動パターンを変えていくよ。
今後もよろしくお願いします。


2012/06/18

ユーザーがコンテンツを投稿する6つのインセンティブ


最近のWEBサービスの特徴として「ユーザーがコンテンツを投稿する」「ユーザー同士がコミュニケーションを取る」というのは明らかなトレンドです。

そこで、しばしば「ユーザー獲得のためにこういう点に気をつけようね」みたいな記事を見かけるのですが、一度 供給者側の都合を奇麗さっぱりと忘れて、ユーザー視点でサービスを考えてみたらどうなるのだろうか、と分析してみました。

投稿型のWEBサイトで利用者がコンテンツを投稿する際のインセンティブは大別して以下の6つに分けられると思います。



1:習慣化




例えばtwitterやblogで毎日の英語学習やランニングの記録をつける使い方。自分が頑張っていること、頑張りたいことの目標を達成するために、WEB上で宣言・報告を継続することで習慣化を図ろうとする投稿動機です。




2:記録




例えばyoutubeやpixivで自分の作品を、あるいはブクログで読んだ本を記録しておく使い方。後で見返すのにも便利だったり、クリエイターにとってはポートフォリオ的な活用法も図ることができそうです。こういった投稿動機はあり得るはずです。



3:アピール




例えば、クックパッドで料理を記録する、instgramでカフェの飲み物を撮る…これらの動機のひとつは女子力アピールなのではないかと。他にも、ブクログでちょっと難しそうな専門書を挙げて「これ読んでる俺かっこいい」みたいな使い方です。



4:コミュニケーション




例えば、facebookに合宿の写真を挙げるのは、単にメールやUSBより便利だからではなく「◯◯の顔おかしいよ!」みたいなやり取りを楽しむためですよね。レスポンスが楽しみで投稿するという意味では、ニコニコ動画や2chでのやり取りなんかも典型例です。



5:お金




例えば、naverまとめはキュレーション機能が魅力ですが、見るだけでなく自分で作りたくなる誘因のひとつに、稼げたらラッキー!という下心があるでしょう。あるいは「意外と稼げた」「友人が稼いでいると聞いた」ことからハマったり。オークションサイトやアフィリエイトなんかもここですね。



6:デザイン+体験




例えば、pinterestならすぐに自分オリジナルの画像集ページが作れる、Flipboardでお洒落なRSS購読ができる。あるいは、Whytelistで自分だけのブランドを開店できる、trippieceでお手軽に素敵なツアーが作れる。

これまでネット・雑誌・テレビで受益者として一方的に憧れるだけだったものを自ら作れる。そういうゲーム性、創作体験。たとえ実際にはテンプレートに従って自動生成されるだけであっても、憧れているものに似たデザインの成果物を、お手軽に完成させる体感は、思わず一度は投稿したくさせる魔力があるのではないでしょうか。



こんな感じです。


ままいい感じにまとまったので、某所でのプレゼンテーション内容を転載しました。他にもこういうのが誘因になりうるんじゃないか、みたいなご意見があればぜひ伺いたいです。

もっと各項目を掘り下げて分析することもできそうですが、あまりダラダラと長引かせるテーマでもないと思うので軽めで抑えました。何らかのヒントになればと思います。

2012/06/14

ソーシャルなイベントに行こうよ!


お誘いを受けたのでイベントに行こうと思います。というわけで今回の内容は、2つ告知+ちょっとした雑記ね。1つ目はボン会議、2つ目は世界銀行についてです。


気候変動に関するボン会議 報告会 ~2012年の国際交渉が開幕~

http://oxfam.jp/2012/06/post_486.html

ひとつめがこれ。ざっくり解説する。

地球温暖化を解決するためにCO2などの排出を削減したいね!ってことで「たくさん削減したら削減できていないところからお金をもらう」という取り決めをしたのが京都議定書です。

でも、そんな決まりを延々とやるのは色々と不安なので、とりあえず期限を決めておきました。ところが期限が迫ってきても、なかなか次のルールがまとまりません。そこで「2015年までには当たらしい枠組みを決めよう!」ってことで皆頑張っています。

ボン会議はこういった気候変動・エネルギーに関する2012年初の世界会議だったのです。つまり、世界規模での環境経済システムが今後どうなっていくのかを考える恰好の材料なんです。

こんな感じ。環境経済学は専攻ではないけれど、21世紀の経済システムを考えるときに重要なファクターだってことは間違いないので、政策の現場がどうなっているのかを知ることは意義あるものだと思ってます。

環境問題に興味がある人とか、社会がどうなっていくのか考えたい人とか、マーケットや政策の勉強をしてる人あたりは、ボランティア活動をやったりニュース記事を読むのもいいけど、たまにはこういう場所で直接話を聞いてみてはいかがでしょうか。

【日時】6月14日(木) 19:00-21:00

【参加費】一般1000円(共催団体の会員500円)

ギリギリの告知になってしまったけど、もし興味があればリンク先( http://oxfam.jp/2012/06/post_486.html )に書いてあるメールか電話で申し込めば多分行けるでしょう。

ちなみに、この3人目の登壇者の方が所属しているConservation Internationalという環境NGOで現在働かせていただいております。そのうちWEB周りを本格的に扱うことになるのと、あとブログも担当するかもなので、もし良かったらホームページやブログを見てね。

http://www.conservation.org/global/japan/Pages/partnerlanding.aspx
http://ci-japan.blogspot.jp/


世界銀行ユースプログラム「健全な開発のためのユースの役割」

http://go.worldbank.org/GJ65I9J850

ふたつめがこれ。ざっくり解説する。

第二次世界大戦くらいのときにですね、ブレトン・ウッズというところで偉い人たちが話してました。「お金の問題って大事だよね。戦争や紛争でお金がなくて、これから発展しようとしてる途上国を助けるために世界銀行を作ろう。金融や財政の問題に対処するためにIMFを作ろう」ってことでできたのが世銀なのです。

今回ご講演なさるタマール・アティンク人間開発総局副総裁は、トルコ→ハーバード・院→ケネディ行政院→GATT(関税と貿易に関する一般協定)&国連貿易開発会議(UNCTAD)勤務→世銀入行→…という経歴。各地域でエコノミストとして活躍しているようですね。

具体的な内容ですが「途上国における保健、教育、社会的保護分野における現状、課題、今後の展望について紹介し、意見交換を行います」とのこと。登壇者が経済家なので(どこかで聞いたことがあるような)社会問題って大変だね!トークに終止せず、勉強になる情報・視点を得られるのではないかと思っています。

こんな感じ。金融の勉強をゴリゴリやってるだけだと面白くないので、こういう機会は積極的に活用したいですね。経済システムは人間が人間のために作ってるものなんだから、社会の実態を知るのは大前提だと思うんすよ。

もちろん途上国の問題に興味がある人や、国際機関で働きたいって人、英語での講演を聞きたいって人(日英同時通訳付きだが)は日程が合うなら行くべきだと思います。

【日時】2012年6月20日(水)午後4時30分~午後6時
【参加費】無料

詳しくはリンク先( http://go.worldbank.org/GJ65I9J850 )をご参照下さい。



国際協力系のイベント情報について

ちなむと、国際協力系のイベントやアルバイトを探している人はJANICさん( http://www.janic.org/ )かJICA運営のサイト( http://partner.jica.go.jp/ )あたりを参考にしてはいかがでしょうか。

また、ついでにアピールしておくと、学生向けの国際協力メーリス( http://enq-maker.com/0owhtEJ )というものがありまして。2年くらい前に友人と2人で立ち上げた情報共有プラットフォームです。途中から運営担当が変わってこのURLで登録できるかは怪しいですが…。もし登録できなかったら facebook(Sho Yokoyama)かtwitter(@yuzutas0)にメッセージ戴ければ対応します。良かったら登録してね。

まぁ、こんな感じです。こういうしっかりしたイベントはそれなりに質が高いと思っていますし、参加するのはプラスだと思っています。なので、もしこのエントリーを読んで少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

んでもって、ぜひ実際に参加してほしいです。そして、思ったこととか考えたことを私にも共有していただけたらと思います。


ここから雑記…

果てしなくどうでもいいことを書いていく。ハンパなく疲れているので、ちょっとテンションがおかしいかもしれない。あと世界一周してる友人のブログとか読んでて「人をわくわくさせる文章が書きたいな」とか一瞬思ったかもしれない。だけどその気持ちは反映されていないかもしれない。


最近思ったこと

ジェダイbotがかっこよすぎる

断言口調で簡潔に正論を言うところがいいね。マスターって響きも廚二心をくすぐる。あと全然関係ないけど、剣道部の休憩時間にダース・モール VS クワイ・ガンを再現してたのを思いだした。懐かしいなぁ。


②ジャンプ作家が経済学の参考書を書いたら勉強が楽しくなるのでは?

A「な…に…!?」
B「貴様ら人間の購買行動は価格の影響を受ける…しかしそこには2種類の作用が働いているのだ!!」
A「まさか…お前っ!?」(敵が一瞬で後ろに回る)
B「そう。俺のスルツキー分解は、代替効果と所得効果を分けるっ(ドン!!)」
A「 計 算 通 り 」
B「……!?」(恐怖で毛が抜け落ちる)
A「(じりじり)」(間合いを詰める)
B「バカな…計算できるわけがっ…はっ!?まさか!?」
A「そう、これが俺の能力。連鎖律 -- Chain Rule -- !!」
煽り分「次週!ついに明らかになる生産関数の正体!」


③他人に気を使わせたら男として失格だ

ちょっと2〜3週間くらいどっかの女王様と一緒に暮らしたほうがいいんじゃないかと思えてきた。奉仕能力MAXまで鍛えた方がいい。ホスピタリティというか、え?お前なんなの?周りの人にきちんとValueを提供できてる?って自問したらできていないどころか迷惑かけているんだよこれが。


④TOEICの有用性

海外のNGOとプロジェクトの交渉経験がある人間(つまり私)に英語関係の仕事を頼むよりも、TOEICスコアが高くて確実に安定した英語力が保証されている人のほうが仕事を頼みやすい。ということを理解した。客観的に考えてこれは当たり前やで。シグナリングの問題で、スコア200と900を比べたら一般に後者のほうが英語力が高いのだから。というわけで私もTOEIC受けようと思う。


⑤ラングリッチが思ってた以上に神がかってた

体験授業をちょっと受けただけだけど、教材が体系立てられているし、私のskyoeトラブルに対する講師のフォローもいい感じだった。あとフィリピン行ったときにも褒められたんだけど、受験英語漬けの私は発音や言葉の選び方が丁寧(ニュースキャスターみたい)らしい。逆にスラングとか分からん。むしろこれって武器になるんじゃないでしょうかね。「日本人の英語って奇麗だよね!」的な。


⑥カラオケで歌える最も得意な曲が

実は「もののけ姫」なんだよね。


⑦女性の胸っていいよね!と言われたら

これまでは同意しかねていたけど最近はその気持ちも分かるようになってきました。心境の変化にはいくつか理由があります。ひとつは脚の露出が増えてナマ脚の希少価値が下がったため、相対的に胸の価値が上昇したこと。ふたつめは…おっと今日はここまでだ。


⑧井上陽水!!!おれだあああああ!!!結婚してくれええええ!!!

夏の匂いが切ない季節になってきましたね。近所の田んぼに水が引かれて、蛙がちょっぴりうるさいです。あと自転車で走っていると、ちょうど顔面の高さを飛んでる虫の集団がいて割とうざいです。でも、小学生が田んぼの脇道を歩いているのを見ると、なんだか少年時代を思い出してちょっぴり切なくなるのです。


⑨筋肉痛と視力低下

朝のランニングと素振りのメニューを変えたら、初日から筋肉痛になってしまった。正直歩くだけで辛いレベル。あと作業が溜まりまくって3−4日くらい徹夜を続けてたら視力が急激に落ちました。キャンパスで手を振られても、声かけてもらうまで全然気付かないレベルなので、なんかもし無視する形になっていたら申し訳ないなぁと。


⑩慶應大学「キャンパスで新聞も読めます!」

当日の新聞は、朝9:00ではまだ置いていないことを確認した。マーケットの記録をこつこつ取ろうと思うのだが、日経新聞に5,000×12=¥60,000支払うのはちょっと抵抗があるんですよ。溜まるし。捨てるとき環境に悪いことしてる気分になるし。うーん、どうしようかな。


⑪2時〜5時の睡眠でぐっすり寝る方法

必勝パターンを見つけると完璧に体力・気力が回復することが分かった。運動は習慣付けるの前提で、寝る30分前にはPCとiPhoneは閉じる。寝る支度をきちんとする(寝落ちだと体力回復しない)。んで1日の反省なり、いま取り組んでいることの全体像を考えて、明日すべきことを書き出す。具体的に翌朝起きてからのことをイメージしつつ手帳に書き込む。そして布団に入る。

んでYoutubeで「疲れた時に聞く曲」を聞く。

ひたすら音楽に合わせるようにして心を泳がせる。疲れてるときほど心が浮きやすいと思う。10分やってダメだったら諦めて作業を継続。そのまま寝ないでor床で3時間くらい休んでから次の日を死ぬほど辛い状態で乗り切る。そして次の日の夜に寝る。

とりあえず現在の必勝パターンがこれ。一番効率良いと自分では思ってるけど、実際はどうなんだろう。理想は22:00-2:00の間に寝て成長ホルモンを分泌したほうが良さげなので、上手いことこうシフトしたいんですよね。


⑫素直になるのって大事だ

これは非常に実感しました。例えば、友人のほうが勉強ができるのであれば素直にすごいって言って、勉強を教えてもらったほうが効率的。量の違いか、質の違いか、要領の良さか、感覚的なものなのか、理由は分からないけど相手のほうが優れているのであれば、それを利用するのが一番費用対効果が高いかなと。意地を武器にする人には当てはまらない話だけど、意地を張るべきところと受け入れるべきところ…みたいな見極めも大事だと思うのです。


⑬走りながら考えるスタイル

これを最近は実践しております。思考と行動の両立って言葉はよく聞くけど、本気で意識しようと思うと結構難しい。現在の作業の位置づけとか、言動ひとつあたりの生産性とか。ついでに言うと、剣道のスタイルも柳生家の流派に近い戦い方に矯正しつつあります。相手を見て、機を見極めることに特化した感じね。

「頭は常にフル回転」っていうのを自然なものに落とし込みたい。立ち止まって考えるのも大事だけど、時間がもったいないと思ったときに、しっかり走れる足腰でいたいじゃないですか。


⑭若本規夫「じゅうううう〜よんばめだぁ〜〜〜」

友達と海を見ながらアイスを食べたい。んでもって、ちょっとからかったら相手が拗ねてしまうんだけど、お〜い〜!とか言って肩を掴んだら、やめてよ!って振り払われて、ちょっと気まずくなるんだけど、おもむろに立ち上がって海の方に向かって歩いていって、振り返ると相手がまぶしそうにこっちを見ていて、いましかない!と思って、勇気を振り絞って、◯◯が好きだー!とか叫んでみて、ちょっと自分の顔が火照るのが分かるんだけど、夕暮れの逆光で表情が見えていないってことに気付いて、ちょっと落ち着いて、相手のところに歩み寄って、「あたり」と書いてあるアイスの棒を差し出して、ほら!アイスを貰いにいこうぜ!とか言って、相手は少し笑ってから、うん!って言って、立ち上がって2人で手をつないで歩き出して、どこまでも続く道、君と僕もこの道と同じ感じ、いつまでも2人で歩いていこう、なんて言えるはずない…でも君が好き。

みたいなさ!
HYみたいなさ!



なんかね。
疲れてるとテンションおかしなことになるんですよね。

ここまで読んだ猛者がいたらページの先頭読んでみ?
ボン会議と世銀の話から始まっていまここだからね?

何が言いたいかと言うと、今日も私は元気ですってことだ。大事なことだね。だって70億人の全員が同じように元気にすることができたら、その方法を思いついたやつはノーベル平和賞を貰えると思いますよ。人類の究極目標でもあるし、歴史上誰も達成できなかったことなわけですよ。

もうね。自分で書いてて訳が分からないね。こういうときは「終わらせ方を演出しよう!絶対これが面白い!」とか考えて実行してもあんまり面白くないんだよね。つまりさ、そろそろ終わらせよう!うん、それがいい。

じゃあ、3秒数えたら、一緒に終わらせよう。

絶対な!
約束だよ?


1…


2…


3!!


おーいー、お前ブラウザ閉じろよーーー!

約束だって言ったじゃん!!


…うん。

なんか、アレだね。

本当にごめんなさい。


もうPC閉じてさ、
とりあえず梅酒でも飲むことにします。
本当に疲れてるときの発想はヤバいと思います。

では皆さん。
季節の変わり目なので身体にはお気をつけ下さい。
皆さんの元気な笑顔を見れる日を楽しみにしています。




P.S. これだけは言わせてほしい。

「CHINKOって書くと、なんかかっこ良くないですか?」

とか言ってた中学生時代に戻りたい。そういう、本気で下らな過ぎてどう反応したらいいか分からないレベルのことに熱中したい。

と思ったけど、このエントリーを読み直してまだまだ自分も頑張れると思った。エグイときの原動力は、正義感とか怒りとかじゃなくて「ぬおおー」て気持ちだと思う。意味なんてないんだと思う。だからこそ自分の気持ちを見つめて自由に行きたいね。

Thank you.






どうかな。
ちょっとそれっぽくまとまったかな。

2012/06/05

グループディスカッションで意識していることをまとめてみたよ。

やぁ。みんな元気かい。
おじいさんとおばあさんは元気だよ(・ω・)

※追記このエントリーの問題点を後日反省した内容がこちらになります→ http://yuzutas0.blogspot.jp/2012/06/blog-post_28.html






友人とGDの話をしていて「ゆずたそ流GD必勝法」みたいなものを確立していると自覚できたので、せっかくですからブログで共有してみようと思います。以前「GDで同じチームだった起業家志望の学生がマジヤバかったときの話」をまとめたこともあり、結構この辺りは参考になるんじゃないかなと。

一応それっぽいエピソード言った方がいいかな。2012年に入ってから企業主催の学生ビジコンみたいなのに2回出場して優勝・準優勝(賞金総額は内緒ね)と取ってきているので、まぁ今のところは成功率100%と言えるのではないでしょうか。んで、必勝法のコンセプトを一言でまとめると「オーガナイザー」として振る舞う、ってことになります。抽象的な言葉で説明してみても分かりにくいので具体例を考えてみましょう。



Aさん「よろしくお願いしま〜す」

Bさん「よろしくー!」

Cさん「よろしくお願いします!」

私「よろしくお願いします(・ω・)」



登場人物はAさん、Bさん、Cさんね。
ディスカッションが始まる前に名前とか所属とか色々お話は終わっている感じです。


司会「では◯◯に関して新規事業を考えて下さい!」


課題が出されたら、一度チームで改めて自己紹介。タイムスケジュールと手順を確認。んでもって議題の目標と前提を共有してから本格的に始めます。この辺りは「妹はVIPPER : 俺が13卒の就職率を1%上げるからとりあえず読め」を読むといいんじゃないでしょうか。


んでですね。これも経験則でしかないのですが、GDに参加する方々ってキャラクターといいますか、特徴が何パターンかあるんですよね。ちょっと見てみましょう。



Aさん「僕は学校を活用してもっと上手くコミュニティビジネスみたいなのを作れないかなと思うんですよ。というのもね、僕が小学生だったときに、みんな流行に合わせているというか、アイドルとかアニメとかゲームとかテレビとか、毎日チェックしていないと話についていけなかった。でももっと多様な繋がりがあってもいいと思うんだ。僕はそういう場を提供したいんだよ!」


はい、これが原体験に重きを置いて問題意識を持っているパターンです。割と教育系とか多いですね。あと場を作りたい人も多いですね。私なんかは小中学生の頃から地域活性系の活動に関わっていたり、フィールドワークの研究結果をサイエンスグランプリに提出したりと、色々とチャレンジしていたので、必然的にその過程でいろんなコミュニティの方々のお世話になったわけですよ。なので「いや自分から動けばいくらでも既存のものがあるだろ」と思ってしまうのですが、そこを議論しても仕方ないので「場って大事だよね!」とか言っておきます。とりあえずね。



Bさん「いやー、やっぱWEBサービスがいいんじゃないかな!あ、そういえば、こういうアプリ使ってるんだけど、めっちゃ便利だよ!俺さ、思うんだけど、FACEBOOKとかあるじゃないっすか。やっぱこうITって世界を変えると思うんだよね。せっかく大学に来たのに何かしないと意味ないと思うんだ。いまゆとり世代とかバカにされてるけどさ、見返してやろうぜ!」


はい、これがイケイケ系で話題に乗ってるパターンです。やっぱIT系が多いですかね。有名なアプリの話は改めて聞いても個人的に得るものはないのですが、話題のサービスに疎いメンバーに情報共有したり、今の時代の考え方みたいなものを再確認する意味ではこういう人がいると話が早いですね。ディスカッション中に事例として引用しやすくなります。



Cさん「わー、皆さんすごいですね。私なんか全然そういうの知らなくて。サークルでテニスをやってました。あっ、テニスって言っても、うちはチャラくないですよ!週3でマジメに練習してますからね!あんまり飲み会もしませんから。こういうのも初めてなので、今日のGDでは積極的に発言していきたいと思います!」


はい、これが結局あまり発言をしなくてメモ担当みたいな感じになるパターンです。女の子が多いかな。下手に経験を積んでいない分、ロジックでの説明が最もやりやすい相手でもあります。基本的にこの人が100%納得するプランができれば、結構いい感じになるはずなので、この人が納得していなそうだったら意見を引き出してあげるのが大事だと思います。



はい、こんな感じ。Aさん(教育)と、Bさん(IT)と、Cさん(メモ)ね。ちなみに私はなるべく当たり障りのない自己紹介を心掛けます。調布と田園調布は違うよーとか、最近は毎朝赤飯を食べてるんだーとか。どちらかというと他人の発言・自己紹介に対して質問をしていくポジションですね。

んで、本題。この3人と一緒にグループディスカッションをした結果、完成した新規事業プランはこんな感じになりました!(ジャジャ〜ン)…ずばり、同じ趣味の人々が繋がれるSNSサービスです。うん、このアイデアがいいかどうかは置いといてね。あくまでも例えだからね。なぜこのサービスになったかを見ていきましょう。



【Part 1: Aさん攻略編】



私「Aさんは小学校時代どんなだったんですか?」

Aさん「いやー、マンガがきっかけで囲碁が好きだったんだけど、クラブ活動でも囲碁なんてなくてさ。他の子とは話が合わなくて。」

私「あー!あのマンガ私も大好きでした!(なるほど。つまり…教育サービスを作りたいってのは本質ではなくて、Aさんの真のニーズは何かに打ち込んでいる小学生に居場所を与えることか。)」




【Part 2: Bさん攻略編】


私「ゆとり世代って表現もどうなんでしょうねー」

Bさん「ねー」

私「(反応が薄いな)そういえばstudynoteってサービス分かります?英語の勉強がなかなか続かないのであれ使おうと思ってるんですけど」

Bさん「あぁ!あれめちゃくちゃいいっすよ!俺もスカイプ英会話とTOEICの勉強やってるんですけど、あのサービス使って管理してます。すごいですよね、あの会社の社長って慶應生だったのにビジネスに専念するために自主退学したらしいですよ!」

私「ええええ!すっげー!(なるほど。つまり…ゆとり世代うんぬんってのはただの口上で、Bさんは話題になりそうなWEBサービスを作るのが真のニーズか)」



【Part 3: Cさん攻略編】


私「というわけでこういうサービスにしたらどうでしょう。同じ趣味の人で繋がる感じの!」

Aさん「いいね!小学生に居場所を与えるんだ!確かにネット上のコミュニティって発想はなかった!」

Bさん「おおお!このサービス絶対いいよ!マジこれ世界変えるって!」

私「一応これまでの流れを確認しておこうか。あれ、ごめんCさんメモ見せてもらっていい?」

Cさん「はい」

私「◯◯で◯◯だから◯◯ってことになるね。それにしてもCさんすごいなー、このメモめっちゃ見やすい!」

Aさん「ほんと字が上手いよね」

Bさん「これをもとにしてプレゼン作れそうじゃない?」

Aさん「この部分とこの部分そのまま使えるね」

Cさん「わわわ、いや、でも私そんな…字汚いですよ///」

私「(発言は少ないけどCさんがメモをとってくれたおかげで議論の立ち位置が整理されてるな。おそらくこの中で一番Cさんが全体像を把握できてるんじゃないかな。よし、プレゼンの導入部分orまとめはCさんに任せよう)」




こんな感じ。

お前、そんなさわやかじゃねーだろ!盛るな!何で上から目線なんだよ!みたいなツッコミは置いておいてね。あと【Part 1】とかは読みやすいようにつけただけだから実際にはそんな体系立ててやるわけじゃないですからね。

Aさんは教育サービスの話をしていたけど、本当のニーズというか、Aさんがこだわりたい部分というのは「自分の原体験(小学生時代に居場所がなかった)」であって、Bさんのこだわりは「WEBサービスを考えてみたい」ってことであって、Cさんのこだわりは「自分が議論に貢献している実感」なのだろうと話を聞きながら分析する。

大抵、本当のニーズは本人も気付いていない場合が多いけど、観察しているとなんとなくこうじゃないかなーというのは分かってくる。そんでもって全員のニーズが満たされるように議論を進めていく。結果、チームの雰囲気もよくなるし、議論が整理されることである程度の形のサービスを考えることはできる。



ただし何点か注意すべきポイントがあって、明らかに前提・目的から話が逸れたときは上手く誘導する必要がある。それと、抑えるべきところはきちんと抑えておく。例えば趣味SNSサービスであれば「本当にニーズはあるの?」「競合に勝てるの?」「小学生のネット利用の問題点をどう考える?」「どこで収益を上げる?」といった部分。ここら辺はきちんと考えなければいけない。もしそういうマイナス面を話せないメンバーだったら(空気が悪くなることもあるので)1人で問題点と対策を想定しておく。

んでプレゼンのときはAさんが理念を語り(このサービスは小学生に居場所を与える!)、Bさんが仕組みを語り(こうやって収益を上げる!)、Cさんが全体像を説明(つまりこういうサービスなんです)、んで私は適当に補完しつつ、質疑応答で無双する。質問内容やクリティカルポイントは99%想定可能なので(客観的に見てここは抑えとかないと実行できないよねって部分)予め準備できるし、上手いこと「むしろ◯◯することがこのサービスの特徴です」みたいな感じでアピールできる。



基本的に私のGDの王道パターンはこれですね。アイデアも熱い想いもありません。他力本願です。リーダーシップとか積極性って言葉から最もかけ離れた態度ですが、誰かがオーガナイズしないと1+1+1+1=4以上になるってことはまずあり得ないので。それに、互いに好き勝手言い合うようなリーダーシップや積極性なら、そんなものは捨てた方が全体最適だと思っています。あと、ぶっちゃけ私は疲れるの嫌いなんで、他のメンバーがアイデア出してくれたりプレゼンに熱意を込めてくれるとすっごい楽なんですよ。印象も良いしね。私は脳内でサービスの批判してればいいわけですし(あ、対策も考えますよ)。



まとめると


・メンバーのニーズ(Aさん、Bさん、Cさんが満足するためのポイントはどこか)を把握する。

・主催者のニーズ(課題の前提と目的)を把握する。

・全体最適になるように誘導する。①プラン内容と②議論の進め方の両方について。


こんだけ。

GDでいくら自分をアピールしたって自分のやりたいことができるわけじゃないですし、本当にやりたいことなら自分で勝手にやればいいじゃないですか…という考えのもとで斜に構えています。私が心から熱くなるのは、私が心からやりたいと思ったことをやるときだけです。



んで、例外パターンがいくつかあるのです。

その1:
積極的に発言する人がいないパターン

全員Cさんみたいなとき。このときは道化になるしかない。議論の流れは抑えつつ、アホな意見やアイデアをどんどん発言して周りから「こいつバカじゃねw」と思われるようにする。そうすると「こいつばっか発言してたら自分までダメになるわ」と思って頑張ってくれる。ある程度全員がしっかりと話せるようになったら、少しずつ自分の発言量を減らしていく。ちなみに経験則的には、このときのプランはあまり良い出来にならない。道化を保ちつつ冷静に分析・行動するのは、いまの自分にはキャパ越えなので、他にファシリテーターがいないと結果はダメダメですね。どっちにしろ最悪な結末になるのなら、気まずいままよりも盛り上げた方が楽しいんじゃないかなーと思ってます。


その2:
ロジックが通用しないパターン

これは無理ゲー。Aさんが「いや、それでも学校を使ってさ!」と言い続ける。いくら「WEBでも居場所が作れるよね」と言っても話が通じない。まぁ私がAさんのニーズを読み違えたことに起因するのでしょうが、「αの問題はβだけでなくγでも解決できるよね」と伝えても「はぁ!?なんでγなん!?」みたいな感じになると詰む。まぁAさんだけのときは皆でAさんに合わせればいいけど、Aさん・Bさん・Cさんで全然違う方向にすっとんでる(課題から逸れまくる)ときは手の打ちようがない。他のチームの女の子とおしゃべりして時間を潰すか、A・B・Cをロジックレイプして1人で無双するかどっちかですね。


その3:
優秀な人ばかりのパターン

全員が段取り上手、アイデアも出していく、良い意味で妥協する。このときは特にやることもないんで、ぼーっとしてる。抑えるべきポイントが抑えられていないときとか議論が前提・目標から逸れているときだけコメントして空気をブレイクする(優秀な人は空気を壊しても持ち直すのが上手いから遠慮しなくて済む)。あと類似サービスや競合、市場調査などの統計データをググっておいてプレゼン作成タイムですぐに出せるようにしておく。批判&対策、質疑応答についても他の方々は忙しくて手が回らなそうなので代わりにやっておく。つまり、iPhoneいじるか思索の海に漂うか。まさにニートタイム。あーでも、何だかんだで結構アイデア出したりもするかな。しないか。



基本的に、下手にでしゃばるより任せておいて、フォロー・サポートに徹するスタンスですね。なぜなら頭や心を使うのは面倒くさいし、パワーバランスを壊すメリットは特にないから。もともと知り合いならともかく、初めて一緒に何かをやる人たちとグループで行動するのに、いきなり「これが自分のスタイル」と押し出すのはちょっと無理。もし、オーガナイザー・ファシリテーターが他にいなかったらそのグループはカオスになること間違いなしですわ。

なので、基本業務は段取りと誘導くらいですかね。全体像を理解しているポジションに収まった流れで、プレゼン構成を決めるのも大抵は私が担う気がします。あと質疑応答ね。



これが「ゆずたそ流GD必勝法」です。

悪く言えば他力本願、良く言えば全体を見渡すオーガナイザーみたいな。うん。まぁこんな感じなので、もしこれから私と一緒にグループディスカッションを行う方がいましたら「あーはいはい、こいつね」って感じで汲み取ってくれると嬉しいです。

まぁ1人1人やり方もあると思うんですけど、巷で言われているようなGDハウツーなんかに捕われないで、しっかりと課題やチームメイトに向き合う姿勢が大事なんじゃないかなーっていうことを少しでも感じ取っていただけたらと思います。



そんだけだ。
夜にこれを読んでるやつは今すぐ歯を磨いて寝ろ。お肌が荒れるぞ。