2012/10/27

良い文章を書くために心掛けること。


じゃかるた新聞で働く友人に、良い文章を書くためのアドバイスをいただきました。とりあえずはブログに活用することを想定した内容ですが、色々と応用が効きそうです。


●1:ネタを集める。

「これってなんかおかしくないか?」「これってこういうことじゃないかな」みたいなぼんやり浮かんでる事を、手探りで文章にしていく。ネタだけはメモしておいて、あとでふくらます。


●2:書いてから修正する。

文章をとりあえず最後まで書いてみる⇒順番入れ替え、付け足し、削る。こんなプロセスでひたすら書いてみる。削る作業が一番大事。テーマから少しずれるけどこの表現や意見は使いたい、みたいなとこは思い切って削る。


ポイントは「①話題をストック」→「②とにかく書く」→「③修正(順番入替・追記・削る)」で、蛇足は徹底排除!

当たり前の内容かもしれませんが、基本こそ奥義。これを徹底的に継続することで文章が洗練されていくはずです。多くの人が重要だと思ってるポイントだからこそ語り尽くされて、真新しさを感じないんでしょうね。

たまに意識はしていても、徹底し続ける…というのがなかなか難しいわけです。だからこそ、継続し続けた一部の人が「素晴らしい文章を書く」と評価されるのでしょう。



「良い文章を書くために知っておきたい10のテクニック」的な記事を読んで「へー!」と思っても、情報過多で活用できないんですよね。なるべくシンプルに。ポイントを明確に絞って、あとはひたすら実践あるのみです。

終わり。

2012/10/26

石原都知事、辞任表明。

MSN産経ニュースより引用。

> 東京都の石原慎太郎知事は25日、都庁で記者会見し、知事を辞職して新党を結成、国政に復帰する考えを示した。


この1問1問が80歳とは思えないほど力強かったので石原語録をメモしておこうと思います。




●中央政府

「日本の心臓部である東京の問題は日本全体の問題になる。国の妨害にあって苦しい思いをして参りました。これからやろうとしていることは、都知事として14年間やってきたことの延長です。」

「毛沢東が書いた方法論『矛盾論』、目の前にあるやっかいな問題ということだが、矛盾を解決するためには、目の前の背後にあるもっと大きな問題を解決しなければならないと言っている。まさにその通りだ。」

「中央官僚に発想力がないことが欠点だ。ないからこそ自分で責任を持って判断し、解決しようとしない。尖閣の問題でも全て官僚は自分の手で解決しようとしない。こうした通弊を変えなくてはならない。」



●会計制度と財政再建

「また、国の会計方式は単式簿記だが、なぜ複式簿記にしない。なぜかほとんどの自治体も入れていない。外部監査を入れればいい。そういうことをどうして役人がやらない。バランスシートがない。財務諸表がない。健全な財政ができるわけない。」

「東京は複式簿記で合理化し、財政再建をした。何で同じことを国がやらない。会計方法を世界並みに変えたらいい。ちゃんとしたバランスシートもない先進国は日本だけだ。」

「国は会計制度もやり直して、外部監査を入れたらいいじゃないですか。公認会計仕入れて、やらしたらいい。性根を据えて、地方の役人と戦っていかないといけない、そうでないと窒息死すると、辞任を決心しました。」



●日本の多様な問題

「それから、たとえば文部科学省。ゆとり教育はどうなったか。たちまち学力が落ちた。私立は全く(文科省の)いうことを聞かなかった。自分の犯した過ちを文科省が取り消しましたか。」

「厚生労働省。子供が減って、都会で幼稚園作ろうと思ったら(東京の地価では)べらぼうな値段になる。(民間が)もてあましてる資産もあるから、そこで子供を遊ばせようと動いたら、猛反対を食った。一切、役人は現場を見ない。こういう行政が続いている。」

「私が代議士のころから、横田の基地の問題がある。アメリカ軍に占領される形でもある。何で活用できないんですか。(官僚は)『国防総省だけは刺激しないで』という。タブーってのはいろいろあるんでしょうな」
「(こうした問題は)国民全体のためになることだ。国民や市民を、国は全然無視。私はこれは限界に来たなと。私はいい年ではありますけども、中央集権を削除しないと受け入れられない。」



【石原知事会見詳報】 - MSN産経ニュース

(1)辞任を表明「新党を作って、仲間を作ってやろうと思って」 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121025/stt12102515210009-n1.htm

(2)発想なき中央官僚の独善 会計制度を世界並みに
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121025/stt12102515530016-n1.htm

(3)教育、子育て、会計制度…石原知事、持論を展開「国民へ最後のご奉公をしよう」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121025/stt12102516260017-n1.htm

(4)「猪瀬さんで十分」 後継者に副知事を“指名”
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121025/stt12102516430018-n1.htm

(5)新党での役職は「代表」 連携相手は明言せず
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121025/stt12102517090020-n1.htm



勉強不足なもので、1つ1つの発言内容については色々調べて検討しないと何とも言えないのですが、エネルギー溢れる言葉だなぁと感心しました。自分が80歳になったときに同じように言える人間でいたいと思いました。

おわり。