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とにもかくにも、最終的には単語で全てが決まる、との意見が多いようだった。大別すると、「最初に基本的な単語を覚えていないと何もできないから叩き込むケース」と、「一定のスコアで頭打ちになった時に上級単語を覚えて打開したケース」があるようです。どちらの場合であっても、重要なことは、その単語を見たときに瞬時に引き出せるよう定着させる、ということ。このことを念頭に入れつつ、教材から見ます。
【1:出会った単語】
問題を解いたり、普段の生活で見かけた英単語。中には分からないものもあるはずです。ここがポイント。「1度自分が瞬時に引き出せなかった単語」を「瞬時に引き出せるようにする」のが今回求められている単語学習と言える。なので、このように分からない単語が出て来たら、ノートなりアプリにまとめる。あるいは単語帳に書き足すのでもいいかもしれません。
【2:単語帳】
お勧めされているのは以下。
・TOEFLテスト英単語3800
(Rank3までマスターすればある程度は読める)
・DUO 3.0+CD+復習用CD(復習用CDは1時間で全例文を復習できる神仕様)
※強いて両方を使うならDuoで基礎⇒3800でTOEFL特化も対応できるようにする?
あるいは
・必ず覚えられるTOEFLテスト英単語3400 CD付(3800に次いで人気)→ 2014年に新版:英単語4000が出ているのでこちらの方が良いかもしれません。
・TOEFLテストにでる順英単語(少数意見だがサイズ的に持ち運びが容易で便利らしい)
ここで紹介しているのは「最初に基本的な単語を覚えていないと何もできないから叩き込むケース」について。
【3:勉強方法】
まず、忘却曲線に対応した復習は意識するといいかもしれない。例えば、午前中に新しい部分を暗記⇒夜に復習⇒翌日に復習⇒3日後に復習⇒1週間後に復習…といった感じで、少しずつ期間を伸ばすのが、最も効率的な時間設定と言われている。
また、1000の単語を5日で覚える、という時には「1日200単語を覚える×5日繰り返す」よりも「1日で1000単語に目を通す⇒5日で5回復習する」という勉強のスタイルを取った方が好ましいと言われている。
なお、単語暗記を「純粋に英単語⇒日本語訳で叩き込む」勉強として割り切るか、「CD活用や日本語⇒英訳などの幅広いやり方で120%活用する」勉強にするかは人それぞれだと思う。私個人は前者です。理由は、あれもこれもやろうとすると結局何も身に付かなくなってしまうから(少なくとも私の場合は)。
叩き込みスタイルで行くのであれば、◯△×法というやり方がお勧め。名前そのまんまで、単語ごとに理解度に応じて◯×△を付ける、という勉強法です。2周目以降は△と×の単語だけ繰り返す。どんどん書き足して、3回連続で◯が付いたらクリア。一通り終えたら再び最初からやってみる。ちなみに、単語帳の並び順で覚えてしまったら索引で同じようにテストすればOK。
【4:心構え】
何度やっても忘れてしまう場合、気持ちが焦って悪循環に陥ってしまう。逆に考えるんだ、忘れちゃってもいいさ、と考えるんだ。友人の名前を覚えているのは、彼または彼女と言葉を交わすときにその名前を使うから。同じように、英単語も実践の中で覚えていけばいい。
あくまでも単語学習はその取っ掛かりで、「田中さんだっけ、田辺さんだっけ」というところに持って行く役割だと考えれば良い。そこで「あ、この人が田中さんか」と覚えれば良い。だから、いきなり100点を狙わずに、まずはその取っ掛かりを広げることに集中する、というのはどうでしょうか。
以上が単語について。
次はリーディングについて。
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