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引き続きまして読解編。この時点で、文法や構文解釈に不安があるという方は、大学受験用の教材で勉強しておくと上手く進められると思います。
【1:読解のコツを会得する】
TOEFLは極めて学術的なコンテンツで成り立っているので、文章の論理展開/パラグラフの役割を理解する「読み方」が求められる。タイトルから内容を類推するのも自然な戦略になる。また、試験時間の長さと体力・集中力などを考慮すれば、主張を抑えたら具体例は流し読みでも十分、といった強弱のある読解ができると心強い。
TOEFL形式の問題に挑戦しながらこういった手法を学べるのが以下の書籍だ。
・受験英語からのTOEFL Test iBTリーディング
・TOEFLテストリーディング問題270
ダラダラと考えなしに英文を読むよりも、1回1回のリーディングでの学習効果をMAXにする方が、より試験対策としてふさわしいものになるのではないでしょうか。
【2:読解練習】
かなりお勧めされていたのが、TOEFL TEST対策iBTリーディングという本。実際の形式とは若干異なるところもあるようだが、本番以上の難易度で「これに慣れておけば本番で確実に8割〜9割をキープできる」といった評価を受けている。もちろん適切な読み方ができることが前提。
色々な人たちの勉強法をまとめると大体このようになる。
・時間通りに問題を解いて、丸付け。本番を意識する。
・精読する。構文解釈、単語や文法事項の確認、選択肢の吟味を徹底する。
・解説を熟読する。問題と解答について、自分で説明できるようにする。
・音読する。頭の中で意味を考えながら読む。スムーズに意味が理解できるようにする。
【3:洋書】
息抜きに洋書を読むという方も。コツとしては、まずは難易度の低いもの・分量が少なく薄いものを選ぶのが良さそうです。しっかり読み込むというよりは、むしろ簡単なものを素早く読むことを意識するべきかと。なお、一定以上のスコア獲得には、やはり多読が重要だという意見が多い。とにかく英語に触れる絶対量を増やす。
【4:ネット活用】
ニュース系のサイトなどで英文に触れるべし、との意見も。TOEFLの試験ではPCのデスクトップ上で英文を読むことになるので、普段から慣れ親しむ効果もありそう。洋書と違うのは、ニュースの方がより学術的で論理的な文章展開になっている点。読解力に自信が付いたらぜひお試しあれ。
お勧めされていたのは、BreakingNewsEnglish、Voice of America(VOA)のSpecial English、TIME for Kids、MIT News Room、Knowledge @ Wharton、CNN、Princeton News Room、Scientific American、Almanac for Kids。また、wikipedia(英語版)が意外と読みやすくて面白いそうです。
以上、リーディングでした。
次はリスニングについて。
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