単なるアイデアです。
それ以上でも以下でもないけど残しておく。
【コンセプト】
「毎月3000円の飲み会を1000人の学生が控えたら年間3600万円集まるやん」をコンセプトにした国際協力ファンド。
途上国支援に限らなくてもいいんですが、農家支援とか地域・環境系はもう既に金融機関が投資ファンド作ってるので、ブルーオーシャン…というとやや語弊があるけど、上手く隙間をフォローしてニーズを満たせるところを考えたら学生の国際協力かなと。
【投資について】
3600万円は適当です、はい。
なんだかんだで1年に36,000円支払う計算になるので(飲み会には使う割に)投資・募金としてはハードル高めかなとも思います。
そしたら月1000円×1万人で年間1億を狙いますか。
ちなみに、飲み会控えろってのは、別に飲み自体がどうこうってわけじゃないんですけど、3000円の価値がある飲みをしてる人って少ないんじゃないかと思ったからなのです。バカ騒ぎしたり、語り合ったり、気になる異性に話しかけてみたり、そうやって楽しむなら全然アリだと思うんですけど、どうもそうじゃない人が多いんじゃないかなーなんて思ったり。
んでね、同じ3000円を払うなら、その3000円が何を生み出すのか?って考えるのは結構大事だと思うんですよ。
こういうことを言うと「数字がすべてじゃない」「後になってから気付く価値もある」みたいに言われそうだし、実際その通りなんですが、いちおう大学って学問を習得する場所ですし、科学は仮説・分析の繰返しなわけですよね。だとしたら、せっかく大学で勉強してるんだし、そういう思考法を採用してもいいんじゃないかなーなんて。
そこで、じゃあ3000円をどう使うかって話ですよ。このファンドでは、2つの価値を提供できると考えています。
1つは支援先(投資・寄付される団体)の活動を通して世の中に価値を創出する。まぁ、これはそのまま。
もう1つは3000円という時間を、不本意な飲み会に使うことなく、例えば自分の趣味や夢実現の努力のための時間にまわすことができる、という点。
【会合について】
3000円を支払って「自分のための時間」を買った証として、例えば公務員志望の投資家(学生)であれば、その時間に勉強したことを他の投資家メンバーに報告する…みたいなのがあったら面白いんじゃないかな。
それはfacebookグループのようなSNS上でもいいし、月に1回か年に1回か分からないけど、投資先の団体の活動報告会(いわゆる株主総会?NPOのサポーター向け報告会みたいな感じ?みたいな会合)にてサポーターも自分の頑張ったことを発表し合うわけですよ。
これは私が所属してるZ会のキャンパスレポーター(高校生に自分の大学の情報を発信するお仕事)がまさにこんな感じなんですけど、たまに飲み会や旅行企画があって、各大学のメンバーが近況報告をしたりするんです。皆さん、高校生に伝えたいメッセージを持っている(=何かしら目標や問題意識を持っている)方々なので、結構いい刺激になってるようです。まぁ私は全然コミットしてないですけど!笑
んで、飲み会でウェーーイ!ってやるお金を国際協力にまわすくらいですから、それなりに面白い人たちが集まると思うんですよ。当然、そういう人たちに活動をアピールしたい団体(国際学生シンポジウムとか議員インターンとかWAAVとか?)の人たちも利用してもらえそうですよね。ある意味でひとつのコミュニティ形成になるんじゃないかと思ってます。あわよくばニコニコ超会議みたいな感じにできたら最高ですね。
【投資先について】
仮に1億円規模になったら任意団体で済ますわけには行かない=法人格=なんやかんやで経費が必要=1億すべて使えるわけではない…というのを考慮に入れても、まぁ結構な金額が使えるわけですよね。
どうせなら学生団体メインで融資(ってか寄付?)するのがいいと思いますが、その寄付先・金額・諸条件も、融資する側が決めるってのが一番良いですよね。そうなると、無条件で寄付してもらえるわけじゃないから各団体も客観的評価を意識した行動指針・プレゼンテーションができるようになるんじゃないかなと。
国際協力団体とかものっすごい勢いで登場しては消えていくから相対的な位置づけを認識するだけでも有意義だと思うのです。多数決だとミスコンみたいに出来レースになる恐れもあるけど、まぁ妥当じゃないかな。
何より一番いいのは、在学中に評価したりされたりする経験を詰めることでしょう。
そういう経験は、独立する人はもちろんだし就職活動にも活かせるはず。何よりプロフェッショナルっぽくってテンション上がる気がする。
必然的に「財務」の視点を伴うのもいいよね。社会貢献至上主義でお金の話題はやめろよーって人がいまだに意外と多いので、実際に「社会問題を解決する」ということを考える時に、イヤでもお金の話がついて回ることを実感する場は、もっと一般人に開かれた形であってもいいと思います。
あとやっぱり色んな団体を知るきっかけになるんじゃないかな。それは支援する側もされる側もね。メンバーが多いとか、プロモーションが上手い団体は認知度高くていい感じだけど、そこまで有名じゃなくてもいい活動してるところって結構多いと思うんですよ。いや、知らんけどね。良くも悪くも、いろんな地域でいろんな分野でいろんな人がいろんな取り組みをしてるってことを、実際に自分自身で感じるのは大事なんじゃないかなって思ったりするのです。
てか、そういうリサーチだけでも結構楽しそうだよね。
【フレキシブルな組織】
こんな感じで向上性・支援機能は抑えつつも、フレキシブルに行きたいなと思ってます。妄想だけども。
例えば、投資先の決定についてコンテスト形式とかコンサルサービスも加えるとかプロボノマッチング機能を構築するとか色々できる余地は大きいはずなんですよ。
何より、このファンドを思いついたきっかけが「金融の勉強だるい、まだ1ヶ月だけどもう飽きた、やっぱ自分は教科書じゃなくて実践で学ぶ派だわ〜」ってな感じなので、金融や経済を勉強する学生が…実験…?…学習…?できる場にできたらいいなぁなんて。
他にも、メディアに興味ある学生が多ければblogコンテンツとか作ってもいいだろうし。SNSマーケティングやりたいねんって人がいれば、呟く度に1円募金的な取り組みにチャレンジしてもいいだろうし。
こんな感じでフレキシブルにプロジェクトを行えたらいいんじゃないかと思う訳ですよ。
私なら1年くらい金融サービスで遊んで…じゃねーや、新しい取り組みにチャレンジしてほどよく学習できたら後輩に引き継ぐか終わらせるか、ってかにですかね。とりあえず金融はお偉いさんの話聞いたり教科書の問題解くだけだと飽きる。話が国家レベルだったり、時間点が違ったり、事象が確率的だったりで実感しにくいから自分で金融サービス運営するのが一番いいんじゃないかとマジで思う。
【コラボする組織】
そんな感じで1年ごとにプロジェクト変更できるわけだし、いろんな学生を受け入れるわけだし、事例を知ったり試すのにも好都合だしなスキームなのですから、ばんばんコラボしていくのが良いと思います。
んでね、いわゆる学生団体とコラボするのはイメージしやすいんだ。国際協力団体と一緒に自己啓発やら募金やら勉強会やらね。あとはビジコン運営団体とビジネスとかマーケティングについて勉強したりさ。ケースは山ほど提供できる状態なわけだしね。妄想のなかではだけど。
それに加えて、最近では学生ベンチャーが目立つので、そういうところを活用するのが面白いと思うのです。日本の経済活性化・キャリアの多様化を意識するという意味でもね。なんとなく思ったのが、
・Study Note
→ 3000円を払って公務員試験の勉強時間にしま〜す
→ 勉強管理
・Trip Piece
→ 株主優待ボランティアツアーやりま〜す
→ 旅行企画
・My365
→ 365団体とか365融資者とかで1日1つ紹介できたらやべぇw
→ トップページに連動できたらおしゃんてぃーだと思う
・booklist.me
→ フェアトレードに興味ある人向けリスト、フィリピンを知るリストetc…
→ 勉強会とか広報に連動できそう
・En Citii
→ (そこまで流行していないみたいだけど)各団体と活動地域を連動させたり、その途上国で訪れると面白い場所が一目で分かると実用的かも
→ 各用途に対応したら最高なんだけどね
こんな感じで活用できたりしないかな。
少なくともSNSの影響力は無視できない=WEB上での活動にも力を入れざるを得ない=効率的に良い企画を発信するには外部サービスを活用するのが一番手っ取り早い=どうせなら学生サービス活用すればいいやん、って話。
【もし実行するとしたら】
こんな感じ。結構面白いと思うんだよね。
実際にやるとしたら、まずは組織基盤を固めるか。
でもこれ「寄付集める」「寄付者の管理」「寄付先団体の管理」「財務管理」「WEB管理」「イベントなどの企画」あたりが具体的なタスクになると思うんだけど、ぶっちゃけ1人でもできるっちゃできるよな。エグイけど。
理想は優秀な人(各団体の代表さんとか?)3人くらいで上手く分担しつつ、スキルが必要なところだったり、イベント当日のスタッフだったりは外注する形になるのかな。やる気満々な学生がいたら一任しちゃってもいいよね。すごいスピードで失敗しまくって学習していくだろうし。
うんうん。んでもって寄付者を集めるんだけど、最初は母体数集めることがポイントだからやっぱり国際協力系の団体のひとたちに声かけて行く感じになるんだろうな。ある程度集まったら、WorldShiftとかTEDとか上手くプレゼンできそうなところを見つけてPRしつつ、良い感じに興味を持ってくれる著名な方の講演会を開いて認知度・実績を上げる方向に行きそうな予感。
うーん。1万人すぐに到達するのは難しそうだけど、まぁまぁいい感じに行くんじゃないかなー。
【最後に一番大事なことを言っておく】
妄想ってか何となく思いついたアイデアを書いただけだからね。
でもいい感じでリプライしてもらえたら嬉しいですよ、ええ。