対象:
慶應義塾大学の1-2年生で入ゼミを考えてる方(主に経済学部)
紹介するゼミ:
吉野直行研究会(金融・計量経済・マクロ)
http://seminar.econ.keio.ac.jp/yoshino/indexnew.html
合宿にて photo by ありさ |
【2:教授はどんな人か】
んーと、お茶目です。めちゃくちゃ頭が良いですね。有識者の方々同士で繋がっていることもあり、色々と貴重な情報を提供してもらえます。
経歴→
http://www.rieti.go.jp/users/yoshino-naoyuki/index.html
http://k-ris.keio.ac.jp/Profiles/0030/0006235/profile.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E9%87%8E%E7%9B%B4%E8%A1%8C
英訳(例文が…)→
http://ejje.weblio.jp/content/%E5%90%89%E9%87%8E%E7%9B%B4%E8%A1%8C
放送大学での授業:社会と銀行(’10)→
http://www.ouj.ac.jp/kamoku/detail/1837320/
あまり個人的なイメージで語っても仕方ないので本人の言葉が載った記事を読むのが良いのではないでしょうか。時々テレビや新聞に出ていたりするのでチェックしてみてください。
MANABI.st:英語仕事人に聞く
http://manabi.st/n/yoshino.php
第5回日経STOCKリーグ記念講演「これからの資産管理~日本と海外の違いから~」
http://manabow.com/sl/result/5/ceremony/lecture.html
このままでは日本はIMF管理下に - 三万人のための総合情報誌『選択』
http://www.sentaku.co.jp/interview/post-1552.php
大和総研 / 内需主導に向け、中国は為替レートの制限緩和と需要拡大策が必要
http://www.dir.co.jp/souken/research/dialogue/15_20120706_1.html
社債市場整備で日本経済の衰退を阻止|FNホールディング
http://www.fng-net.co.jp/itv/2010/100628.html
日本国債への投資余力「まだある」 | Reuters
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-38663420090622
地域金融の未来図 地域応援のファンドを
http://www.qbiz.jp/article/3592/1/
切り売り超えた発想の転換を:日経ヴェリタスセレクト
http://s.nikkei.com/Si6Mvb
授業中にお喋りをするひとや遅刻する学生をdisります。下の3割の学生はどうしようもない奴らだ…みたいな感じで。たまにトンでもないことを言い出したりします。年金問題は老人が全員死ねば解決するとかw(注:もちろん本心から願っているわけではなく、財政システムが人口構造に依存していると解説するために極端な例を出しただけです)。ただ、学生からの声として「このひとの授業を真剣に参加すれば相当実力が付く、ためになる」という点で、ほぼ一致している感じですね。
個人的には、夏合宿の食事中に「状況が変わっていくから経済は面白い」という話を聞いて、好奇心というか知的欲求みたいな面でシンパシーを感じました。どんな形であれ「経済」に少しでも魅力を感じているなら、どこかで合うと思いますよ。
最初の授業での教授のお話をまとめたものがこちら。
→教授の言葉 "学生が注意すべきポイント3つ"
http://yuzutas0.blogspot.jp/2012/04/3.html
【③学生はどんな人たちか】
<生活面>
優しい。マジで優しい。コミュ障の私を誕生日パーティーに誘ってくれるくらい優しい。サークルに呼んでくれるくらい優しい。つまらんギャグでも笑ってくれるくらい優しい。
<勉強面>
代表・副代表を初めとして勉強熱心な方は多い。メーリスで勉強の機会・情報が流れてくれば、誰かしらそれを活かして学びのチャンスを掴んでいる気がする。
例えば、23期代表は他の学生より1年早くERE(経済学検定)や公務員試験を受けて結果を出してる。彼が面接に受かったのは50%くらい私のアドバイスだと思ってるけど←
<その他>
あと、やっぱり「やるべき努力を怠らない」人が多いイメージ。野球部が3年間毎日素振りをするような、そういう力強さがある。この点についてはめちゃくちゃ尊敬してます。
ただ、イケイケで議論をするような空気ではない。色んな学生が集まっていて、それぞれが良いものを持っている割に、積極的に表に出す機会は少ないと思います。金子勝ゼミの友人が毎週ディスカッションをしている話を聞くと少し羨ましい気持ちになることも。
【④ゼミを決めるにあたって】
自分で考えて自分で決めるのが一番良いと思います。「こうやって決めた方がいいよ」みたいな意見は先輩だろうが他人の意見なので。
とりあえず吉野ゼミの特徴というか、空気はこれまでの文章で掴めたはず。まとめると「頑張ろうと思えばいくらでも頑張れて学びに繋がる」「そこまで頑張るつもりがなくても、周りに影響されて、やるべきことを最低限しっかりとこなせば気付いたときには力がついている」環境ということですね。良い環境だと思いますよ。
ちなみに私がゼミを決めるに当たって用いた基準は以下の通り。
・入試を通して総復習ができる(せっかくのテストなので勉強に利用しようかと)
・面接がない方がベター(ゼミ員面接で友達がいたらネタで叩き落されそうw)
・成績が見られない方がベター(叩き落とされるw)
・定量的な視点を獲得できる(日吉時代に定性面だけの議論に限界を感じた)
・これまで好きではなかった分野=金融を学べる(好きな分野は自分で勝手に勉強する)
・スキルとして専門性を身につけられる(計量分析やファイナンスは実務に応用できる)
・経済理論をツールとして使えるようになる(経済学部を卒業するからには…!)
・なるべく多くの分野に応用できる切り口だとベター(社会問題を分析→解決したい)
あと、仮に落ちても吉野ゼミの対策をしておけば、他の試験には十分対応できるのも魅力でした。少なくとも学力試験であれば全ての範囲をカバーするわけなので、あとは面接なりレポートを対策すればいいかなと。
まぁ、いくつか項目を分けて、得点を付けていって最終的に吉野ゼミに決めた感じです。逆に基準から棄却したのは以下の通り。
・ゼミの雰囲気はどうでも良かった(毎年入る人が違う→判断基準としては不安定)
・特定の分野にはこだわらない(物事は繋がっているから興味分野にどこかで繋がる)
・オープンゼミも行かなかった(どこに行っても魅力的に感じるはず→参考にならない)
こんな感じです。何を選ぶかよりも、選んだ先でどうするかの方が重要だと私は考えているので、ゼミ選択の段階では心がまったく動きませんでした。なので、完全にロジックを固めて合理的に行動を選択しましたね。
結局は1人1人の考え方次第です。自分なりに色々と考えて結論を出せばいいんじゃないでしょうか。
続く。
次はゼミ試験についてです。
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