2014/03/01

人生をピボットする話(1)軸足

【主張】


ピボット(Pivot)とは回転の意味。例えばバスケットボールだと、片足を軸として固定し、もう片足を動かすことで向きを変える行動のこと。このとき、軸足を動かしたら反則になってしまう。

同様に、事業だとか研究だとか人生だとか、そういうものをピボット(方向転換)するとき、それまでの行いを全て捨てるのではなく、それまでの失敗を反省し、学びを活かすことで、次にパスを繋げることができるのだと思う。




【背景】


前回のエントリー更新直後のことでした。

mixi日記で荒ぶっていた時代を思い出しつつ、ブログ更新。> 切り取る世界: 思考実験:疲労に対する根本的な解決策を考える。




反省っ・・・・!
圧倒的反省っ・・・・!

考えた通りに生きるか…。依頼に基づいて動く、つまりビジョンを他人に委ねるってのは楽なんだよね。迷わずに業務を処理できるから。へらへらしてれば楽しいですし。でも、まぁ、ちょっと物足りないよね、とも思います。バングラ時代に比べて。

私には、迷ったら手が止まるという致命的な弱点があったことと、リソース分散する悪癖と、ゴールを遠くに設定する悪癖と、あとコミュ障すぎて、色々と悲惨な失敗もしてきたわけだが……改めて考えると、ひどいなこれ。

失敗したならそこから学ぶしかないよね。迷わないように立場を明確にすべきだし、目標は細分化すべきだし、一度に一つのことに集中すべき。考えた通りに生きられなかった自分を正当化するのは、優しいことだけど、卑怯でもある。

というわけで、沖縄でリセットというか人生をピボットしてきます。あー、気合い入ってきたぞー。

【補足】


多くの失敗や学びは、けして自分だけのものではなくて、誰もが経験していることだったりする。自分自身が実際に体験することで、心に深く刻まれ、学びとなることはメリットだと言える。しかし、既に知られている問題に対して「車輪の再発明」をすることが望ましいとは思わない。

だから、過去に同じ道を歩いた人々の言葉に耳を傾けることが有益になる。例えば、本を読んだり、助言を乞うたり。とはいえ、他人の話だけを延々と聞いていても、何も始まらない。だから最終的には、自分で自分の弱さと向き合うこと、もしくは、弱さを回避して目的を達成する方法に辿り着くことが、大事なのかもしれない。

そんなこんなで、私も少し自分の人生をピボットしようと思う。片足を踏み出す前に、まずは軸足を安定させたいと思う。


続く。多分。

0 件のコメント:

コメントを投稿